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平成20年3月23日 会社の活性指数は挨拶
 会社を訪問して社内を見学する機会がある時には、社員の方々の挨拶と3S(整理、整頓、清掃)に注目している。
 3月6日に航空機厨房機器部品製造会社である潟Aイテック社の入社1〜5年の社員26名を対象に「効率的な仕事の進め方」の講座を実施する機会を頂戴した。
 小山社長が大変社員教育に熱心方で、過去にも生産改革手法や新任課長研修会等々を実施させていただき、弊社会社設立後からご愛顧を賜っている。
 この会社は、実に社員の方々の挨拶が徹底しているのには感心する。事務所は勿論作業現場でも心から気持ちよく挨拶をして呉れる。それを拝聴すると、こちらもしかっり応えた仕事をしようとシャキとした気持ちになるので、誠に有り難い次第である。

 潟Aイテック社は、今、非常に繁忙期に突入し、将に猫の手も借りたい状況である。航空機業界ボーイング社の新型機種787型の立ち上げ期であり、元請会社の潟Wャムコ社はじめ関係会社は一様に増産体制整備に日々余念がない。
 従って、設備投資だけでなく、人材の投入も活発である。そんな状況下では、仕事優先が当たり前で、人材育成まで手が廻らないのが通常の会社である。しかし、多忙な中、貴重な時間を割いて、若手育成教育を平行して推進する姿勢は、中小企業の模範であり、今後の体制整備と伸張が非常に期待される会社と受取っている。是非、今後もお役に立てれば有り難いと思っている。

 一方、平成12年に設立した精密機械加工会社の平成17年度新入社員教育を実施させて頂いた事がある。急激な伸びで4年で社員40名になった会社である。社長が経営の中枢である部課長のマネージメント力と若手社員の基礎知識の不足を感じていたので、その人材育成教育を提案させていただく機会を得た。
 先ず会社を見せていただいた感想として「@挨拶、勤務態度および管理を徹底した方が良い A組織的な運営が不十分のようであり、部課長の役割認識とモラールアップを第一に教育した方が良い B次に中堅社員、若手社員を対象に「良いものを、安く、早く」の生産基本教育を計画的に実施した方が良い」と述べ、教育の必要性を提案した。

 @については、始業、終業、昼食、休憩時間の合図(チャイムやベル等)がないし、社外に外出しても掲示板がないので、みんな自由気儘な状態で運営されていた。後日、教育をさせていただいた折、時間になっても受講者が集まらない状態で、上司も参加を促すわけでもない酷い状態であった。
 Aについては、仕事が優先で部課長の職場離脱は困難との事で、休日教育の提案をしても部課長から苦情があるとのことで断念した。
 B新入社員の入社時集合教育だけは満足に実施させていただいたが、しかし、その後、新入社員以外の若手社員の教育を実施したが、集合時間のルーズさと出席率の悪さで後味の悪いものとなった。
 そして、この会社は、教育途中で残念ながら平成17年11月にクローズしなければならない状況になった。品質のトラブルへの対応が出来なかったのが原因との事だが、組織の力を見る事も発揮する事もなく、余りにも簡単な消滅に衝撃を受けた。
 弊社がお役に立つ時間もないままの結果であり、もっと早くに!の思いはあった。しかし、「やはり」の感もあり、経営者の力量に帰結する。
平成20年2月29日 初心に帰って
 小生、平成19年11月、家内を突然に失う事態に遭遇した。 それ以来、色々なことが頭を悩ませ悶々とした日々を過ごしていた。 当然、仕事の方も疎かになっていた。 しかし、風雪に耐えている庭の草木を眺め、所々に春近しを感じた昨今、初心を思い起こすことができた。

 今年も新社会人が誕生する時期となった。弊社は、製造業での職務経験を生かして、地域企業の体質強化および経営効率向上等でお役立ちすることを目的に会社を設立した。
 設立翌年の平成16年11月、村上桜ヶ丘高校の生徒諸君数名が弊社を訪問する機会が出来た。 その際に会社内容の説明や会社をやって良かった事?仕事の大変なところ?等々の質問への回答をした。 最後に小生から「会社の意義と会社が従業員として求めるもの」について、話したことを思い起こした。

 学生であるアマチュア社会人がプロフェッショナルの世界に踏み込む場合、世間一般では、「マナー、ルール、協調性」等についての集団教育を実施している。 第三次産業(販売業、サービス業、飲食業、金融業・・等々)ではそれで良いと思うが、第二次産業、特にモノ造り現場の戦力として今後を期待する若者には、「会社の意義や会社組織・機能、仕事の進め方(改善)、品質、安全」等々の製造業専門的知識を早い段階で理解させることが会社にとって大変有意義であろうと思っている。
 
 会社を訪問する機会が多いので経営者から、「若手社員の定着率低下」と「マネージメントのできるリーダー不足」を良く耳にする。 前者は近年顕著であり、これに頭を悩ませている経営者が多いと見受けられる。
 一通り仕事を経験した段階や仕事に慣れた時期にその現象発生が多いようである。 そのための3ヶ月〜半年新入社員、仕事習熟期の3〜5年経過社員を対象とした教育ニーズが多々あることが判った。
 このような考えを基に、平成18年4月から朱鷺メッセ新潟コンベンションセンターを会場として、各種「企業人材育成セミナー」を定期的に開催している。 今年も4月17日に若手社員を対象に企業人材育成セミナー「効率的な仕事の進め方」を開催する。 また、新入社員については、複数の企業からの要請により、4月に「新入社員研修出張講座」を実施予定であるが、一般会社向けには、世間一般の新入社員セミナーの受講が一段落した段階で、弊社主催の「製造業の基礎知識」と題したセミナーを開催する予定である 
 
 「企業は人なり」「人材育成は100年の計」と言われるように、人に支えられた会社が世の中で評価される訳であり、一層の発展が実現できるのである。 社員一人ひとりを如何に計画的に育成するかが経営者の仕事でもあり、責任でもある。
 弊社も今年7月で5周年を迎える。 初心に帰って、地域企業のお役に立てるよう頑張りたいと思っている昨今である。 製造業が元気に新潟経済をトップランナーとして牽引して欲しいと祈念しつつ・・
 
平成19年8月2日 会社発足動機
 (有)トキヲプランは、会社発足後、この7月31日で丸4年を経過し、8月1日から新たな区切りである5年目を迎えることになりました。
 無謀にも素人が新規事業を立ち上げましたが、この間、多数のお客様のご理解とご愛顧を賜り、何とか今日を迎えることができました。
 本当に感謝の気持ちで一杯でございます。
 また、悩み苦しみながらも各団体、関係機関の方々のご指導、ご教示をいただき、そして、私の大切で身近な友人、知人等に心温まる
 ご支援いただき、有意義な日々を過ごすことができました。
 改めて、各位のご厚情に衷心より厚く御礼申し上げます。今後とも、何卒、ご指導、ご鞭撻を宜しくお願い申し上げます。
 さて、これを契機に会社発足の目的や、過去、現在、未来の話題なり、私の考えなりコメントを自由気儘に記してみようと思います。
 人生の錨を下ろした気持ちでゆっくりと取り留めのないことを記す意味合いと新潟市章の錨を拝借して「お休み処錨(ANCHOR)」としました。
 新潟港は、1958年修好通商条約で開港5港の一つに挙げられ、2008年で開港150年を迎えます。2008年サミットのG8労働大臣会合
開催が決定し、記念すべき年となるようです。
 まず最初に何故私が(有)トキヲプランを事業として立ち上げたか?についてです。
 私の会社(当時株式会社日立製作所中条工場)は、1974年(昭和49年)に東京都江東区から当時の中条町(現胎内市)に工場移転して
来ました。3万坪から15万坪の広々とした新工場に移転しました。移転に際しては、従業員はもとより家族も含め、そして、協力会社関係者
の方々も一緒になっての日本列島大移動でした。
 みんなが非常に環境の良い場所を安住の地とする期待と夢を持って、一大決心をした転居だったと当時を思い起こします。

 しかし、予想もしなかったバブル崩壊は、当社も避けて通ることはできませんでした。そして、1993年以降鞄立製作所中条工場から
鞄立製作所産業機器事業部電気機器本部⇒鞄立製作所産業機器グループ⇒鞄立中条テクノロジー⇒2002年鞄立産機システム
と会社名や組織が変遷せざるを得ない状況となりました。
 バブル崩壊後は、資金的に余裕がなくても、経営改革は断行しなければならず、活発な改革プロジェクト活動を大々的に推進しました。
 まさに「金を使わず知恵を出せ」の号令の元、社員一丸となって必死に推進してきましたが、それでも抜本的な対策には至らず、最後には
リストラ断行を実施するに至った次第です。
 その折りに間接業務(受注から出荷までの出の全部門)を対象としたプロジェクト活動をリーダーとして取り纏める機会に恵まれました。

 その時の経験や永年蓄積した拙い知識を生かして、地域中小企業の発展にお役に立てできないかとの思いで事業を立ち上げた次第です。
 特に新潟以北の製造業に関しては、県内における地域格差を感じ、決して活性化している状態とは見受けられなかったことも事実です。
 下記の図は、新潟市の政令指定都市に置ける、産業別生産(販売)金額のポジションです。
 (出典:市報にいがた 平成19年4月1日第2092号より抜粋)
 多分、新潟市ですら製造業は、下位に低迷していますので、新潟市周辺や以北に掛けては、更に低いことが想像ができると思います。
 農業産出額(第一位)、製造品出荷額(第十三位)、商品販売額(第十一位)で製造業がもっと発展しても良いのではないでしょうか?
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